桃姫名古屋

丁寧な形成外科専門療法

ケロイド・肥厚性瘢痕

皮膚が損傷を受けるとキズアトになる

ヒトの皮膚は、通常傷を受けると必ずキズアトが残りますが、そのキズアトの程度は、傷の性質や部位 、傷を受けた本人の体質によって治り方が違います。

軽い傷は普通1~2週間でふさがり、3ヶ月以内にもとの皮膚になりますが、ひどいヤケドや、2週間以上も治らない深い傷、肩や胸に傷がある場合やその人の体質がケロイド体質である場合などには、注意が必要です。

 

キズアトが赤く盛り上がっているのは

傷は、いったんふさがったように見えても1~2ヶ月のうちに、次第に傷が赤く盛り上がってくることがあります。

この赤く“みみずはれ”のように盛り上がった傷を肥厚性瘢痕あるいはケロイドといい、かゆみや痛みが強く、なかなか平らになりませんし、治っても傷あとは目立ちます。

したがって、このような肥厚性瘢痕・ケロイドにならないように最初から形成外科医による治療を行うことが必要です。

 

肥厚性瘢痕とケロイドについて

○肥厚性瘢痕:赤い盛り上がりの範囲は、皮膚の損傷された部分を超えません。半年から数年以内に、赤みは徐々に軽減してゆきます。

○ケロイド:前胸部、肩、下腹部、顎などの部分に好発します。皮膚の損傷された部分を徐々に超えて健常皮膚へと拡大してゆきます。最近では、耳介や耳垂のピアスによるケロイドも散見されます。

 

治療のポイント

キズをして間もないため赤い場合は、手術できる状態になるまで半年以上の内服薬服用などの治療が必要とされる場合があります。

副腎皮質ホルモンの外用療法、トラニラストの内服療法は、両疾患に共通した基本的な治療法です。必要に応じてステロイドの局所注射や手術療法などを組み合わせていきます。

ケロイドと呼ばれる赤く盛り上がった状態の時は、キズアトが白い瘢痕になるまで根気よく通院し治療をする必要があります。中途半端に中止してしまうと再発してしまいます。

治療の実際

1. 内服薬

○トラニラスト(リザベン)

○柴苓湯(サイレイトウ)漢方薬

2. 外用薬:ステロイド含有テープや軟膏、へパリン加クリーム

3. 局所注射:トリアムシノロンアセトニド注射

4. 手術療法:上記の治療を十分に行い、ケロイドの縮小や軟化が認められれば、次のステップとして切除縫合術を考えます。

キズをしたら

とりあえず形成外科へ受診を:キズを縫合したり、やけどの治療は、形成外科の専門です。きずをしたら、まず早急に形成外科を受診して下さい。最善の方法で治療を行ってくれるはずです。

形成外科専門医による治療
ケロイド治療 健康保険適応可
肥厚性瘢痕治療 健康保険適応可
けがの治療 健康保険適応可
キズの縫合 健康保険適応可
ヤケドの治療 健康保険適応可
β-FGF治療 健康保険適応可

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