形成外科
出来るだけ小さく目立たないキズアトで、取り除きたい・・・。
形成外科専門医の手術は、シワ沿ったキズアトの方向を緻密に計算したデザインや無理のない丁寧な縫合技術で安心です。
腕豆大~鶏卵大で半球上に隆起し、弾性硬の皮内腫瘤。大きいときは波動を呈する。小切開を加えて圧迫すると悪臭のある粥状の内容物が圧出される。時に二次感染をおこし、発赤・腫脹・疼痛などがあります。治療は、手術で被膜ごと摘出します。
当クリニックでは、粉瘤(アテローマ)をできる限り小さくし、最小限の皮膚切開で取り除くのが原則。
粉瘤の原因 毛穴にある毛包(もうほう)が炎症などにより皮膚の外に出ず、中に皮脂・皮膚の角質をため袋状の構造をとるようになったものです。外傷によって、皮膚細胞の一部が内部に埋もれることにより発生する場合もあります。
粉瘤の症状 全身どこにでも発生する可能性はあります。通常は、小さくなだらかな柔らかいしこりで、その表面の頂点にはふさがった毛穴の部分に青黒い点状陥没がみられます。
粉瘤の感染 粉瘤の内容物は、皮脂・皮膚の角質のため、ばい菌が入って感染を起こすと、袋の内容が周囲にもれ出て急激に赤くはれ上がります。場合によっては、皮膚が破裂して臭いのある内容物が出ることもあります。
皮膚の切開線は、キズアトが必ず皮膚のシワのラインと平行になるように決めることです。これは、術後のキズアトに皮膚の緊張がかからず、幅の広がりを最小限に抑えることができるからです。
また、できものによっては、紡錘形にデザインを行うこともあります。手術を行うときには、時間をかけて慎重にデザインを行います。形成外科医のデザインセンスも問われるところです。
特にお顔のしわのラインは、表情によって変化するため正確に方向を見極める必要があります。
術後のキズアトの広がりを最小限に抑える2つ目のテクニックは、皮膚を切る角度を心持ち内側斜めにする事です。これは、皮膚が縫い上がった時点で、キズアトが少し盛り上がったようにするためです。
この盛り上げは、縫合する部位によって盛り上げる大きさを変化させる必要があります。顔は、あまり強く盛り上げる必要はありません。一般的には、術後3~6ヶ月程度で、盛り上がりが平坦になるのが最良の真皮縫合です。
皮切した皮膚は、そのままだと簡単によせられないため、皮下剥離を行い皮膚の緊張を解きます。剥離の層と範囲は、部位と血行を考慮して慎重に行います。
真皮縫合を行うには、創面を愛護的に扱う必要があります。そのために、針付きナイロン糸や皮膚を2点でつかむフックセッシなどの道具を用います。フックセッシは、先端が細くなって2点で皮膚を掴む特殊な道具です。
皮膚の中縫いは、透明な糸を使用しこの糸は基本的に抜糸をしません。この糸が、残っているので皮膚表面の糸を早く抜糸できるからです。できる限り細い糸で、約3mm間隔ぐらいで縫合していきます。糸の緊張がきつすぎたり、本数が多すぎると皮膚表面への血行を阻害するので良くありません。また、この段階で皮膚の表面がぴったりと合っていることが絶対条件です。皮膚表面に段差が出そうなときは、糸をかける量や深さを微調節します。皮膚表面の糸は、黒い糸で縫合し、だいたい4~5日目には抜糸を行います。
創縁の両端には、大なり小なりドッグイヤーという皮膚の隆起が生じます。ドッグイヤーは、できる限り修正を行った方が良い仕上がりになります。しかし、修正をしすぎるとキズアトが延長してしまうので適度に行うことが理想です。
私どものクリニックでは、この創面にハイドロコロイドゲルを貼付して、浸出液を逃がさないようにしています。
手術後5日目に、皮膚を縫っている糸を取り除き、スキントーンテープで覆います。このテープは、皮膚にかかる張力を緩め、紫外線からキズアトを守る効果があります。
出来るだけ小さく目立たないキズアトで、取り除きたい・・・。
形成外科専門医の手術は、シワ沿ったキズアトの方向を緻密に計算したデザインや無理のない丁寧な縫合技術で安心です。
粉瘤(アテローマ)について
腕豆大~鶏卵大で半球上に隆起し、弾性硬の皮内腫瘤。大きいときは波動を呈する。小切開を加えて圧迫すると悪臭のある粥状の内容物が圧出される。時に二次感染をおこし、発赤・腫脹・疼痛などがあります。治療は、手術で被膜ごと摘出します。
当クリニックでは、粉瘤(アテローマ)をできる限り小さくし、最小限の皮膚切開で取り除くのが原則。
粉瘤の原因
毛穴にある毛包(もうほう)が炎症などにより皮膚の外に出ず、中に皮脂・皮膚の角質をため袋状の構造をとるようになったものです。外傷によって、皮膚細胞の一部が内部に埋もれることにより発生する場合もあります。
粉瘤の症状
全身どこにでも発生する可能性はあります。通常は、小さくなだらかな柔らかいしこりで、その表面の頂点にはふさがった毛穴の部分に青黒い点状陥没がみられます。
粉瘤の感染
粉瘤の内容物は、皮脂・皮膚の角質のため、ばい菌が入って感染を起こすと、袋の内容が周囲にもれ出て急激に赤くはれ上がります。場合によっては、皮膚が破裂して臭いのある内容物が出ることもあります。
形成外科手術の基本的な考え方
皮膚切開のデザイン
皮膚の切開線は、キズアトが必ず皮膚のシワのラインと平行になるように決めることです。これは、術後のキズアトに皮膚の緊張がかからず、幅の広がりを最小限に抑えることができるからです。
また、できものによっては、紡錘形にデザインを行うこともあります。手術を行うときには、時間をかけて慎重にデザインを行います。形成外科医のデザインセンスも問われるところです。
特にお顔のしわのラインは、表情によって変化するため正確に方向を見極める必要があります。
皮膚切開の角度
術後のキズアトの広がりを最小限に抑える2つ目のテクニックは、皮膚を切る角度を心持ち内側斜めにする事です。これは、皮膚が縫い上がった時点で、キズアトが少し盛り上がったようにするためです。
この盛り上げは、縫合する部位によって盛り上げる大きさを変化させる必要があります。顔は、あまり強く盛り上げる必要はありません。一般的には、術後3~6ヶ月程度で、盛り上がりが平坦になるのが最良の真皮縫合です。
皮下剥離(アンダーマイン)
皮切した皮膚は、そのままだと簡単によせられないため、皮下剥離を行い皮膚の緊張を解きます。剥離の層と範囲は、部位と血行を考慮して慎重に行います。
真皮縫合
真皮縫合を行うには、創面を愛護的に扱う必要があります。そのために、針付きナイロン糸や皮膚を2点でつかむフックセッシなどの道具を用います。フックセッシは、先端が細くなって2点で皮膚を掴む特殊な道具です。
皮膚の中縫いは、透明な糸を使用しこの糸は基本的に抜糸をしません。この糸が、残っているので皮膚表面の糸を早く抜糸できるからです。できる限り細い糸で、約3mm間隔ぐらいで縫合していきます。糸の緊張がきつすぎたり、本数が多すぎると皮膚表面への血行を阻害するので良くありません。また、この段階で皮膚の表面がぴったりと合っていることが絶対条件です。皮膚表面に段差が出そうなときは、糸をかける量や深さを微調節します。皮膚表面の糸は、黒い糸で縫合し、だいたい4~5日目には抜糸を行います。
ドッグイヤーの修正
創縁の両端には、大なり小なりドッグイヤーという皮膚の隆起が生じます。ドッグイヤーは、できる限り修正を行った方が良い仕上がりになります。しかし、修正をしすぎるとキズアトが延長してしまうので適度に行うことが理想です。
ハイドロコロイドゲルの貼付
私どものクリニックでは、この創面にハイドロコロイドゲルを貼付して、浸出液を逃がさないようにしています。
抜糸とテーピング
手術後5日目に、皮膚を縫っている糸を取り除き、スキントーンテープで覆います。このテープは、皮膚にかかる張力を緩め、紫外線からキズアトを守る効果があります。
治療のポイント
治療時間:30分
麻酔:局所麻酔を行います。
体質による軽いむくみや稀に内出血等が見られる場合があります。
形成外科専門医による良性腫瘍摘出術